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触らないで、近寄らないで。王妃になりたいわけじゃない。贅沢な暮らしも、金貨も銀貨も欲しくない。ただ……幸せを。 人として、女としての幸せを。ささやかでもいいから感じたかった。
――だのに。 現実が容赦なく襲いかかる。 「アリィ」 リュンヌをかき抱き身体を震わせる王は、こともあろうに他の女の名をささやいたのだ。いとしく、甘く、そして優しく。
――本文抜粋 *R-15 具体的な性描写はありません。極わずかで読み飛ばしてしまうかもしれませんが、気になさる方はご遠慮願います。作品上どうしても必要なシーンでありますのでご理解くださいませ。
2010.4.19 完結
素材提供:Heaven's Garden様
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